61発目 落語の素晴らしさの話。


舞台IMG_1606

魚の名前というのは、一体誰がつけたのだろう。
古典落語によると、鰯らしい。

古典落語の定番と言えば、
貧乏長屋の『熊さん』か『八つぁん』だ。

そして、大体が二人のうちどちらかが
お寺の和尚さんに、分からないことを
聞きに行くという、単純明快な話だ。

魚の名前の由来を聞きに行くのだが
知ったかぶりのオンパレードで、
私はこの話を小学校の時に聞いたのだが
すべて本当だと思っていた。

いくつか紹介しよう。

マグロは?
真っ黒だからマグロだ。
でも、切り身は赤いじゃないですか!
だから、お前はバカだってんだよ!
切り身で泳ぐ魚なんていやしないよ。

じゃ、ウナギは?
あれは元々ヌルと呼ばれていた、
それを鵜が食べようとしたが
ヌルヌルしてるから、中々飲み込めなくて
難儀していた。鵜が難儀
それでウナギじゃ。

じゃイワシは?
そもそも魚の名前は鰯がつけた、
それで名前をつけてもらった魚が
お礼にあなたの名前を考えますよと
提案したら、
『いや?、ワシはいい。ワシはいい。』
いいワシ、イワシ。

オアトガヨロシイヨウデ

合掌

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