魚の名前というのは、一体誰がつけたのだろう。
古典落語によると、鰯らしい。
古典落語の定番と言えば、
貧乏長屋の『熊さん』か『八つぁん』だ。
そして、大体が二人のうちどちらかが
お寺の和尚さんに、分からないことを
聞きに行くという、単純明快な話だ。
魚の名前の由来を聞きに行くのだが
知ったかぶりのオンパレードで、
私はこの話を小学校の時に聞いたのだが
すべて本当だと思っていた。
いくつか紹介しよう。
マグロは?
真っ黒だからマグロだ。
でも、切り身は赤いじゃないですか!
だから、お前はバカだってんだよ!
切り身で泳ぐ魚なんていやしないよ。
じゃ、ウナギは?
あれは元々ヌルと呼ばれていた、
それを鵜が食べようとしたが
ヌルヌルしてるから、中々飲み込めなくて
難儀していた。鵜が難儀
それでウナギじゃ。
じゃイワシは?
そもそも魚の名前は鰯がつけた、
それで名前をつけてもらった魚が
お礼にあなたの名前を考えますよと
提案したら、
『いや?、ワシはいい。ワシはいい。』
いいワシ、イワシ。
オアトガヨロシイヨウデ
合掌
アハハ(笑)