44発目　山、川、海の話。

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2012.05.23

北海道に行ってきた。
美しい景色にハッとする。福岡では見ることの出来ない
景色だ。心なしか吹いている風まで違う気がする。
川を流れる水も、その先の海も、ただひたすらに美しい。

レンタカーを借りて小樽にも行った。
そこで食べたお寿司がまた、抜群においしかった。
天然の素材をふんだんに使った新鮮なお寿司だ。
みんなにお勧めしたい。『推すし』と言っても良い。

この北海道は全てが天然色なのだ。
かつて大滝詠一がアルバムEACH　ＴＩＭＥの中で
『君は天然色』という曲を歌っていた。
この歌にピッタリなのが、この北海道だろう。
たった、丸一日いるだけで私は北海道のことが
大変好きになった。

行き帰りの車の中は、Ｍ君という男に運転してもらった。
彼とは普段、あまり接することは無い、というのも
同じ会社ではあるが職場が違うからだ。
たった、丸一日一緒にいるだけで私は彼のことが
大変好きになった。

彼はこの北海道にふさわしいくらいの天然男だったのだ。

カーナビが『この先300メートル先、左方向です』と告げると
急に右車線に車を移動させたり、
整腸剤のことを調整剤と言ったり、
急に黙ったと思ったら『うんこがしたい』と言い出したり
とにかくエピソードを挙げたら枚挙に暇が無い。

おいしいわさびっておいしいんですか？

こんな質問をされたら、あなたならなんて答える？
『おいしい』って言っとるやんか！と突っ込むしかない。

こうなるともう、天然と言うより自然だ。

山、川、海、三上だ。

ア、ナマエダシチャッタ

合掌