仮に正義の味方がコテコテの福岡の方言で、対する怪人がキチっとした敬語をしゃべるケースだと、物語はどうなるのだろう?と思ってしまった。
「待たんかキサン!」
「どちら様ですか?」
「と~う! 俺やないか!仮面ライダートンコツや」
「どうなさいました?」
「どげんしたも、こげんしたもあるもんか!キサンたちゃ、世界征服やら企んどうげな聞いたったい。やけんくさ、俺が成敗しちゃろうか思うて来たったい。大体、どこや、ここ?」
「ああ、ここは我々が提携している企業の採石場なんですよ。戦いの相場は採石場って相場が決まってるのはご存知でしょうか?ですから、わざわざこちらまでおいでいただいた次第なんです。」
「そげなことはどげんでもヨカ。これでもくろうてみちゃれ!」
「仕方がありませんね。では、スタッフの皆様。トンコツ様をもてなして差し上げなさい。」
ズガン!バキッ!
「ああ、非常に悔しいです。わたくしがトンコツ様にやられるなんて。でも、良く考えたらそうですね。世界征服がうまくいかないなんて、やる前から想定しておくべきでした。トンコツ様、お手を煩わせました。では、私どもはこれで失礼いたします。」
「分かればヨカったい。もうしゃしゃり出て来んなよ!」
「かしこまりました。」
「ほんなら、早よ爆発せんか!」
ボカ~ン。
どうやら、ヤマシタは
ツカレテマス
合掌