いわゆる中洲やススキノみたいな
繁華街ではなく、郊外や田舎の
スナック、一般的には
『場末のスナック』
と呼ばれるスナックには
ある共通点があることを
発見した。
ヤマシタラボが久々に送る
スナックあるあるだ。
①常連を放置する。
『ちょっと、ごめんスーさん、
二つずれて。
はいお客さん、こちらどうぞ。』
と、ほぼ必ずと言っていいほど
常連が雑に扱われてる。
で、その後放置され、すねた
常連が帰ろうとすると
『え!もう帰るの?
まだいいじゃん。』
と言われ、とどめに
『今日、一緒に帰ろ!』
と言われ撃沈。
結局ラストまで残る羽目に。
そしてラストまで放置。
②そのオヤジがママを口説く
『なあ、今度ボーリング
行こうやぁ。』
と高校生のような口説きを
展開しだす。
決め手は閉店間際に
チーママの歌うバラードに
合わせて常連とママの
チークダンス
ダンスを披露するオヤジの
50%はポケットの
たくさんついた
作業着を着ている。
③11時ごろ出前を取る
3次会くらいと思われる
サラリーマンが大人数で
やってきて寿司の出前を取る。
『これ、よかったらどうぞ。』
とそこにいる客全員に
振舞う傾向も強い。
全員に振舞った後、
パチンコで連ちゃんした
話をしだす。
『いや、確変が止まんなくてさ。
壊れたかと思ったよ。』
だが、パチンコで勝ったお金は
すでに消費して来ているため
スナックのお支払いはツケ。
④チャームを褒めるとテンションが上がる
『あ、この煎餅おいしい。』
などと客が言うと
『でしょ~!セイユーで
見つけたのぉ~!』
と急にテンションが上がる
ママが多い。
『あれ?ダイエーだっけ?
ねえねえユウちゃん、
ダイエーだっけ?』
と、どうでも良いことに
こだわりだす。
『違うよママ。
ヤマダ電機のトコの
ダイソー。』
と、こちらもどうでもいい
返しをしてくる。
⑤太ったホステスが必ず1人
ママが一人で切り盛りしてる
店が多い中、たまに
ホステスを雇っている店もある。
そして必ずそのホステスの1人が
太っている。
複数のホステスを抱える
大き目のスナックでも
必ず太ったホステスがいる。
口数が少なくへらへらしてる。
団体で来たサラリーマンの一人が
『こいつならイケルんじゃ?』
と酔った勢いで口説く。
『俺、やせてる娘よりも
ぽっちゃりしてる娘の方が
好みなんだ。』
とデブを口説く男の
10人中10人がこのセリフを
吐く。
ちなみにかつてヤマシタも
このセリフを吐いた。
『あと5kg肥えてもイケる。』
⑥カウンターで寝る客
12時過ぎて店に入ると
まず、間違いなくカウンターの
手前で寝ている客がいる。
『ほら、カトウさん、もう
終わりだから!』
と起こされたら、まるで
子供のように水をねだる。
『大丈夫?帰れる?』
『うん、大丈夫』
と言って店の外で寝ている。
なのに次の日もオープンから
来店している。
⑦カラオケが古い
DAMの初期型のやつを
置いている店がほとんど。
下手したら電モクじゃなく
歌本の店もチラホラ。
電モクのタッチペンの
感度が悪い。
『ちょっと貸してみて』
とママにタッチペンを
取り上げられるが
ママもうまくいかず
『ようこちゃん!もう一個のほう
持ってきて! ってゆうか
たかじんの東京、入れて!』
というやりとりが一日1回ある。
新しい曲が無くても困らないのは
歌う客が新しい曲を
知らないから。
やっぱ、スナックは楽しいなぁ。
お通しの料理がおいしいスナックだと
当たり!って思うなぁ。
さ、今日は福岡から友達が
来ているのでスナックにでも
行きますか。
ニューボトル~
合掌