88発目 信じてもらえない話。


舞台IMG_1606

イソップの寓話で
おおかみ少年というのがある。
ウソをつきすぎて、誰からも信用されなくなる。
そうゆう話だ。

しかし、現実には本当のことを話しても
信じてもらえなくなることも多々ある。

私がそうだ。

原因を考えてみた。
多少、面白おかしくしようと
脚色を加えることで、真実が
よりウソっぽくなるという現象が
起きているのではないか?

しかし『この話は本当ですよ』と
訴えても、もはや誰の耳にも
届かない。かの『おおかみ少年』の
気持ちが分かる気がする。

小学校の頃、週間ジャンプと言う
漫画雑誌で連載されていた作品で
キャプテン翼というのがあった。
我々の学校でもその漫画が流行り、
昼休みは毎日のようにサッカーを
していた。

あるとき、誰かが蹴ったボールが
ゴールを大きく外れ、それて行き
たまたま走っていた『いたち』に当たった。
『いたち』なんて都会の人は
見たこともないだろうが
実際にいるのだ。
それよりも、『おい、いたち大丈夫か』
と、心配するわれわれを無視して
『いたち』はすっくと立ち上がり
その場を走り去った。
いやはや、捕まえようと思っても
捕まらないのにボールには
当たるのね。

このエピソードも信じては
もらえないのだろう。

鼬と書きます。

カケナイシ、ヨメナイ

合掌

“88発目 信じてもらえない話。” への2件の返信

  1. 信じますよ!!!!
    ついこの前、野良猫がイタチを必死に追いかけて捕まえようとしてたから。
    この光景は、狸の市街を見たことのある田舎出身の私でも、レアな光景でしたけど…。

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