434発目 待てる話。


ライナーノーツ

サービス業というからには
サービスを徹底して欲しい。

飲食店や百貨店などに
行くと常に感じることがある。

そう。

いつもライナーノーツを
読んでくださっている読者なら
すでにお気づきかと思うが
ヤマシタは怒っている。

またか、ヤマシタ。
今度はなんだ?

という皆様の顔が浮かぶようだ。

今回のヤマシタが怒ってるのは

『少々お待ちください』

だ。

例えば、洋服屋さん。
わりと大きな店舗で
男性物も女性物も子供服も
扱ってるような店舗で
洋服を探そうとする。

お目当ての洋服が見当たらないので
店員さんを呼びとめ尋ねる。

『あの、すいません・・・』
『少々お待ちください。』

これだ!

こちらとしては、他の客と
話をしてない店員を選んで
声をかけているのに。

まだ、用事を言ってもないのに
何故『少々』待たなければ
ならないのだ?

ただ
『下着売り場はどこですか?』
と聞きたいだけなのに。

例えば、もし私が店員なら、
あるお客様に対応していたとして
そのときに別のお客様から
声をかけられたら
その時に対応中のお客様に
『少々お待ちください』
と言ってから、声をかけてきた人の
話を聞く。
内容によっては
『今、わたくしはこちらの
お客様の対応をしておりますので
お待ちいただけますか?』

もしくは

『別のスタッフをお呼びします。』

と言ってから、それまでの
お客様に向き直り
『おまたせしました』
と言うだろう。

これで二組ともに対応できる。

なのに、最近の店員は
こちらの用事を聞こうともせずに
すぐに『少々お待ちください』
と言うではないか!

仕事のプライオリティって
分かるかい?

全っ然、なってない!!!!!

いやね、いいんだよ
別にね。

でもね、そこで対応しなくて
困るのは君のほうだよ。

客を待たして困るのが店員?

何故だ?ヤマシタ?
意味がわからないぞ?
と言いたいか。

今説明する。

つい先日のことだ。

某有名レストランでの出来事だ。

ファミリーレストランと
呼ばれてるにもかかわらず
ほとんど家族連れを見かけない
あの店だ。

客の数に対して圧倒的に
店員の数が足りてない。

幸い私は急いでない。

少し落ち着いてから
声をかけようと思っていた。

ところが私の隣に座る男が、
年の頃は50台半ばくらいかな?
そのオッサンが店員のお姉ちゃんの
お尻の辺りをじっと見つめている。

気になったのでその店員の方を
私もみた。

すると制服のスカートのジッパーが
全開になっており、下着が
丸見えになっているのだ。

私は彼女に教えてやらねばと
使命感に燃えた。

『スカートのジッパーを
確認したほうが良いですよ。』

と記述した紙ナプキンを
彼女に渡そうと声をかけた。

『すみません。』

彼女はハキハキとした元気な声で

『少々お待ちくださ~い』

と言った。

いいよ。別に。
待っても。

困るのは君のほうだろ?

結局、私も隣に座るオッサンと
同様にじっくりと彼女の下着姿を
堪能する羽目になった。

そう。
ヤマシタは意外にも
『待てる』男なのだ。

世のお客様諸君よ。

少々お待ちくださいと言われたら
待ったほうがいいかもしれないぞ。

待てば海路の日和あり

と言うだろ?

パン2マルミエ

合掌

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