以前いた会社の上司が、香川県出身だった。
香川県と言えば、讃岐うどんが有名だ。
本場の讃岐うどんは食べたことは無いが
かなり美味いとのこと。
その上司は事あるごとに
『関東のうどんは食えんわい』
とおっしゃっていた。
東京の小金井街道を車で走っている時に
雰囲気の良い、うどん屋を見つけたので
その上司を誘って行ってみた。
ほう、ここはええのう、と
わしのカンはあたるんじゃ、と
店構えを褒めていた。
よう、見つけてきたわい、とも
おっしゃってた。
店に入り、すうどんを注文する。
うどんが出てくるまでの間に
うどうの講釈をたっぷり聞かされた。
うどんはのう、のどで食うんじゃ
噛んだらあかんぞ。
香川県民はうどんは噛まんのじゃ。
程なく、熱々のうどんが出てきた。
私は上司の教えのとおり
噛まずに食べる努力を試みた。
隣で、上司が、
さんざん講釈をたれたその上司が、
ビックリするほどむせ返っていた。
大丈夫ですか?
ネギが、ネギが~。
どうやら麺は噛まずに大丈夫だったが
ネギは無理だったらしい。
店を出て、負け惜しみのように
『いまいちじゃったわい』って!
マケズギライ
≪尚、文中の方言は記憶を頼りに
書きましたので、正しいかどうかは
不明です。≫
合掌
フッ(笑)
ネギが鼻の穴とか気管に…辛そう。
確かに東京のうどんはたべる気がしない
負けず嫌いそ~(笑)
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