68発目 恋の話。


舞台IMG_1606
かつて私の部下に、恋多き男がいた。

彼は、キャバクラに行くとその特殊な名前で
女の子と仲良くなり、一人暮らしのメリットを
十分に活かそうとして、家に連れて帰ろうとした。

しかし、そんなに都合よく女の子の
スケジュールが合うわけでもなく
約束はのびのびになっていた。
そういう対象が当時二人いた。

ある日、彼はその二人共から
『今日、お店が終わったら会おうよ』と
別々に誘われた。
当然、有頂天になった彼は
鼻の下を伸ばし、さてどっちと会おうかな
と舌なめずりしそうな程の勢いで
悩んでいた。

悩んだ挙句、一人の女の子に絞った彼は
落選したもう一人に電話をかけた。
彼女は、そうか、残念だな、といいつつも
こう続けた。
『あっ、でも、付き合おうとか、そんなんじゃ、
そんなつもりじゃないからね』

彼は私に、『告白してないのに、
告白するつもりもないのに振られました』
と報告してきた。

まあいいやと気を取り直して
当選した彼女と会うために、彼女の働く
キャバクラへ行った彼が、後日私に
こう報告してきた。

『彼女、付き合う気はないって言われました。』
君はどうだったんだい?と問う私に
『私も付き合う気はありませんでした』と。
じゃあ問題ないじゃないか
しかし彼は、こう続けた

『付き合う気が無い子に
二人連続で振られるって納得が行きません』
好きにすらなってないのにと。

示し合わせてたのかな?

この日から彼は一年間の長きに渡って
振られ続けるという数奇な人生を
歩むことになる。

キャバクラって本当に・・・

コワイネ

合掌

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