370発目 いったいどうした?という話。


Beethoven_Hornemann

今夜の札幌は月がはっきりと

見えている。

 

月の明かりが、

雪をまとった街を

隅々まで照らしている。

 

夜空を見上げ、

視界の端に

その月をとらえると、

凍った吐息が

風に流れる。

 

今、

この同じ夜空を

いったい何人の人々が

見上げているのだろう。

 

月の光。

 

月光。

 

月光と言えば

ベートーヴェンだ

 

ショパンではなく。

 

ピアノソナタ第14番第1楽章

 

日本語では”嬰ハ短調”と

表記される。

 

C シャープ マイナー のことだ。

 

この悲しげな旋律を聞くと

 

音楽ってこういうもんだよな。

 

と思ってしまう。

 

この『月光』というタイトルは

彼がつけたタイトルではない。

 

彼の死後、1832年に

ややこしい名前の人が

(詳しくは知らない。)

 

『まるでルツェルン湖の

月光の波に揺らぐ小船のよう』

 

とコメントした事に

由来している。

 

 

 

 

昨年末に開催された

競艇賞金王決定戦。

最終12レースを観ていて

思ったんだ。

 

この曲はまるで

平和島競艇場の

月光に浮かぶ

ハズレ舟券のようだと。

 

今夜はこんな名曲を聴きながら

ウィスキーを飲もう。

 

オチ?

 

ナイヨ

 

合掌

 

 

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