聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
というが、まさにそのとおりだ。
間違ったまま、一生を過ごすわけにはいかない。
例えば、私はある歌の歌詞をずっと
間違ったまま覚えていた。
有名な赤い靴はいてた女の子だ。
この女の子の像が横浜の山下公園にあるが
そこに行ったときに初めて正確な歌詞を知った。
異人さんに連れられて~の部分を
ひいじいさんに連れられて~と歌っていたのだ。
知ったかぶりはするモンじゃない。
先日、博多駅で背の高い男性に話しかけられた。
『おお、久しぶりですね。帰ってこられたんですか?』
ん?誰だろう。
私のグーグルが一生懸命検索している。
『3年前に病気しましてね、随分やせました』
ってことは、前は太ってたのか?
ダメだ思い出せない。
『渡辺さんはお元気ですか?』
私の知り合いには渡辺さんはパッと思いつくだけでも
5人はいる。誰だ?どの渡辺だ?そしてあなたは誰?
『今度、飲みに行きましょうよ』
知らない人と?
ここまで私は、もてる限りの愛想のよさで
相槌を打ってきたが、もう限界だ。
聞くは一時の恥というじゃないか!
『あの、すみません。どちら様?』
『あはっはは、そうか、痩せたから分かりませんか
梶本ですよ。』
そんな知り合いはいない。痩せてなくても
分からない。
いよいよ彼も不安になってきたようだ。
『あの、戸辺さんですよね』
『いえ、山下です。』
アカノタニン
合掌
あぅ(笑)
合掌(笑)
ひいジイサン…あたしとおんなじジャン♪あたしも山下公園で真実を知りました。その後、友人と「てもちぶさた」か「てもちぶたさん」かで言い争いになりました。