ヤマシタ研究所、通称ヤマシタラボが
お送りする昭和ノスタルジーシリーズ。
今回は第1弾としてお送りします。
ヤマシタラボでは、昭和の一時代を
表舞台で飾った生物の生態系や
特徴などを研究し、発表していく
私的な機関です。
今回の研究対象は『ヤンキー』
以下に、ヤンキーについての
研究結果をまとめましたので
ご参照ください。
はじめに:
昭和50年代から昭和後期にかけて
クラスに一人ないしは二人の
割合で生息していたヤンキー。
彼ら(彼女ら)が何を好み
何を考えていたかについて
レポートする。
外見:
『人と同じ格好なんて
やってらんねぇよ』と
豪語する割には、ほぼ全ての
ヤンキーは同じ格好をしている。
主に、リーゼントと呼ばれる
髪型を好み場合によっては
髪を茶色く染めたり、脱色したりする。
二足歩行ではあるがガニマタ。
基本的に靴のかかとは踏み潰す。
初期のヤンキーはキャバレーサンダル
と呼ばれる便所下駄を履いたり
オスであるにもかかわらず
ピンヒールを履いたりする傾向が
見られる。
行動:
道路につばを吐く。
諸説あるが最も有力と思われるのが
帰り道が分からなくなるのを
防ぐためにつばを吐いて
道しるべにしている。
言語:
まず、『あああぁん?』と言う。
見知らぬ人に接するときは
威嚇からはじめるが、自分より
明らかに強そうな相手には
媚びる。
傾向:
地元から出たことがないにも
かかわらず、全国制覇を
堂々と目標にしている。
移動手段:
バイク、原付、自転車では
誰かの後ろ。
電車には乗れない。
自動改札が怖い。
車を所有している場合は
車高を低くする事に使命感を
感じている。
信号待ちで隣の車の方が
車高が低かった場合、
パチンコで負けたときより
悔しがる。
総評:
中学くらいでヤンキーになった場合、
3割くらいは高校に進学せず
肉体労働に従事するが
続かない。
面食いのため、学年一の美人を
ものにし、18くらいで結婚する。
早々と子供を生み、どえらい名前を
つけるが、たいていその子供達も
グレる。
以上、ほんのさわりではあるが
ヤンキーの生態が分かってもらえた
のではないでしょうか?
研究対象のリクエストも
随時受け付けます。
ヤンキーハキライ。
合掌