286発目 自転車泥棒の話。



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自転車泥棒




お向かいの家にパトカーが来ていた。

近所の人も皆、出てきて様子を

伺っている。

 

我が家もご他聞に漏れず

野次馬根性丸出しで表に出た。

 

どしたどした?

 

何があった?

 

お向かいの奥さんはあごに手を当て

警官と話し込んでいる。

 

近づき耳を澄ますと

 

『いえ、4時ごろ気づいたんです。

ええ、物音はしませんでした。』

 

お向かいさんの家には高校生の

お姉ちゃんと小学生の

お兄ちゃんがいる。

 

奥さんの傍らに心配そうな顔をした

小学生のお兄ちゃんが立っている。

 

私はお兄ちゃんの方に話しかけた。

 

『どしたん?』

 

その声に気づいたのか奥さんが

私と私の細君を見て

『自転車が盗まれたの』

と説明してくれた。

 

その説明の声が聞こえたのか

我々以外の野次馬は自宅へと

戻っていった。

 

『お兄ちゃんの自転車が

なくなってるの。

この子、いつも鍵を

かけてないから・・』

 

お巡りさんは一通りの調書を取ると

引き上げていった。

 

『一応盗難届けを受け付けますが

こういうケースだと出てこない

可能性が高いですね。』

 

可愛そうなお兄ちゃんはガックリと

うなだれている。

 

『新しいのを買ってもらえよ。

お父さんもボーナス出ただろう?』

 

しかし、ウチも気をつけないと

いけないな。

 

って話をしていたらお姉ちゃんが

帰ってきた。

 

事情を知らないお姉ちゃんは

陽気に、暢気に、チリンと

ベルを鳴らしながら近づいてきた。

 

『どうしたの?みんな集まって。』

 

お兄ちゃんと奥さんが口を

そろえて叫んだ。

 

『あーーーーーー!』

『うわーーーーー!』

 

帰ってきたお姉ちゃんが

乗っていたのは盗まれた

と思っていた自転車だった。

 

『なんであんた自分の自転車で

行かないのよ!

お母さん、盗まれたと思って

警察呼んじゃったわよ!』

 

とんだ人騒がせだったが

土曜の夕方を過ごすのに

ちょうど良いくらいの

ほのぼのストーリーだな。

 

と、言うことでユニコーンの

この曲を思い出した。

 

ナツノオモヒデ

 

合掌

 

 

 



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