104発目 放っておく話

一定間隔の音が鳴る。 ガタゴトガタゴトと。 心地よく揺れる電車の揺れは 眠気にいざなう1/fのゆらぎと 呼ばれている。 ヒーリングの世界では常識らしく 別名『ピンクノイズ』ともいう。 しかしそれも 朝の通勤ラッシュ時には 続きを読む 104発目 放っておく話

103発目 戦いに勝った話

靴を買おうと天神に向かう。 街路樹から散った葉っぱが 吹きぬけた風で舞う。 ほほに当たる風の冷たさが 心地よい。 ふと、空を見上げると とても高いところに雲がある。 空が高いとはこの事かと思う。 季節はすっかり秋だ。 こ 続きを読む 103発目 戦いに勝った話

秋の庭

たまには真面目な投稿も しておこう。 自宅の庭に幾つか花が咲いた。 この時期の花は儚い。 やがて紅葉する樹々に 主役の座を持っていかれるのに 頑張って咲いているんだ。 これはブラックベリー。 どうみても赤いのにブラックだ 続きを読む 秋の庭

102発目 見栄をはる話

他人の自慢話ほど 退屈な話はない。 コレはある人に聞いた話だ。 故ポール牧氏をご存知だろうか? 彼は、とにかく自慢話が好きだった。 そしてそのほとんどが 明らかにウソとわかるそれだった。 例えば、腕時計を褒められると 『 続きを読む 102発目 見栄をはる話

101発目 繰り返す話。

焼酎のコマーシャルで2回繰り返すと それは大体、ウソの場合が多いと 言っていた。 『違う!違う!』とか 『ホント、ホントだよ』とかだろう。 日本語は英語や他の外国語と比べて こうゆう表現が多い。 このような擬音語のことを 続きを読む 101発目 繰り返す話。

祝!100発目 罪悪感の話。

~宣言どおりの面白くない話~ ある小説の中で、殺しの依頼を受ける人が 実際に殺しを実行する殺し屋に、こう尋ねる。 『お前、罪悪感は無いのか?』 殺し屋はこう答える。 『例えばさ、大きな交差点でさ 赤信号になりそうになって 続きを読む 祝!100発目 罪悪感の話。

98発目 秋の話。

電車に乗っているときの話だ。 駅のホームで止まってるはずなのに 動き出したような気がして ふと窓から外を見ると、となりの電車が 動いていた。 あれ?どっちが動いてるの? みたいな体験がよくある。 要は基準がどっちかってこ 続きを読む 98発目 秋の話。

97発目 くくる話。

数学の授業で因数分解というのを 習ったことをおぼえているだろうか? f(x)=0にしたときのxの解でくくると 2次方程式や3次方程式の分解ができると言う奴だ。 難しい話は抜きにしよう。 この共通の項でくくるというやり方は 続きを読む 97発目 くくる話。