私の自宅付近は坂が多い。
仕事を終え、駅から自宅へと
向かう途中の坂道で
おばちゃんの叫ぶ声が聞こえた。
助けて~
これは異常事態だ!
私は普段は表に出さない正義感を
ここぞとばかりに取り出した。
声のした後方を振り返る。
自転車にまたがり
両足を広げ坂を下りてくる。
『どいて!どいて~』
キキキキー!
私の手前で左折したおばちゃんは
そのままスーパーの駐車場へ
入っていった。
気になったので
後を追った。
おばちゃんはスーパーの入口で
自転車を降り肩で息をしていた。
大丈夫ですか?
『怖かったわ~。
膝にカナブンが止まったの』
こんな時期にカナブンが
いるわけないでしょう。
見間違いですよ。
私はおばちゃんの膝をみた。
ゴキブリだった。
もう一度、夜の闇に
おばちゃんの悲鳴が響いた。
オヤスミ
合掌
あのおばちゃんが二度目の登場
↓ 一度目はこちら
グハ…(笑)
ゴキブリ(笑)(笑)(笑)
笑いすぎてお腹痛いわよ(笑)(笑)(笑)
坂道とまれんくて、助けてかと思った^ – ^
テクニシャンな構成やね、すごい
エクセレンと!