息子が私にこんな質問をしてきた。
「お父さん、親友ってどんな人?」
「ん?オレの親友?それとも親友って意味?」
「うん、どんな友達だったら親友って呼べるん?」
父親としては分かりやすく説明する必要がある。私はある友人との会話を例に説明した。
「サトルって資格ある?」
「ああ、そうやね。斜め後ろから来られると無理やね。」
「いや、それは死角やろ!資格を持ってないかって聞きよると。」
「たとえば、こんなの?」
「いや、それハンカチやん!四角い形の物じゃなくて。」
「秋はやっぱり秋刀魚とかかなぁ?」
「それは味覚。」
「暗殺者?」
「それは刺客」
「笑福亭?」
「仁鶴!」
「今度さ、本社が主導で顧客向けのイベントをさ、」
「それは企画!」
「ぐるるるる~」
「それは威嚇!」
「これとこれどっちが安いかなぁ?」
「比較!」
「ああ、英語で言うと Four Or Nine 」
「え?4か9? それは4(し)か9(く)」
このように、延々とボケに付き合ってくれる奴。あと、ちょっと難しいボケもキチンと突っ込んでくれる奴のことだぞ。
「お父さんさ、説明が下手やね。」
息子の突っ込みも、中々のモンじゃないか。彼も私の親友の一人に認定しよう。
ダメナチチオヤ
合掌