479発目 未だに独身の話。


ライナーノーツ

『好み』の基準は各自で

違うだろう。

 

だが、女性より男性の感覚の方が

詳細な気がする。

 

例えば、女性にこう尋ねる。

 

『福山雅治はいい男か?』

 

すると大半の女性はYESと

答える。

 

一方、男性にも同じ質問を。

 

『北川景子は美人か?』

 

すると、少なくない人数が

こう答える。

 

『そうでもなくない?』

 

と。

 

男性の『好み』は細かく

分かれている。

 

おっぱいは大きいほうが良い、

いや小さくてよい。

 

背が高い女性が良い。

いや、小柄な方が良い。

 

長い髪の方が良い。

いや、短髪が好きだ。

 

肴は炙ったイカでいい。

明かりがぼんやり灯りゃいい。

 

 

なぜ、こんなにも男性の

女性に対する好みが細分化

されているのか?

 

 

 

おそらく質問の仕方が悪いのだ。

 

男性に対し『好みの女性は?』

と聞いてはダメだ。

 

『恋愛対象としての好み』

『結婚相手としての好み』

『性交渉の相手としての好み』

 

すべて違うのだ。

私がこのことに気がつくまでには

35年の歳月を費やした。

 

つまり35歳のときに居酒屋で

この事実を発見したのだ。

 

その時の居酒屋での話題は

竹内結子の結婚だった。

 

とある映画で共演した

中村獅童と結婚した。

 

『ショックだよなぁ。』

 

という声が上がった。

 

私も竹内結子のことは好きだったから

多少のショックを感じていた。

 

すると、ある1人の男が

こう言い放った。

 

『ショックってどうゆうこと?』

 

『え~?ショックやん!』

 

『ってことは何?中村獅童と

結婚せんやったら自分の

モノになるとでも思っとったん?』

 

言われてみればそうだ。

だが、言われたほうも負けてない。

 

『違うわ!相手が中村獅童って

のがショックなんよ!』

 

『何で?お前の方が相応しいか?

そんなことないやろ?お前はまだ

出会ってさえないんやから。

出会っても無い女のことで

見知らぬ男と張り合っても

しょうがないやろ?』

 

『いや、そう言われれば

元も子も無いけど。。。

でもそれがファン心理

っちゅうもんやろ?

お前は竹内結子どうなん?』

 

『う~ん、ま、友達としてなら・・』

 

私は驚いた。

 

芸能人、しかも女優で

あんなに美人を『友達として』

と言い放つコイツの神経に。

 

『じゃ誰が好きなん?』

 

『多くて選べんよ。

ま、しいて言うなら

つきあうなら松嶋菜々子、

結婚するなら常盤貴子。

やるだけなら神田うの。』

 

そうか。

 

好み、と一口に言っても

こんなに細分化されるのか。

 

『じゃ、お前その3人が

結婚したらショックやないんか?』

 

『ま、代わりはなんぼでもおるやろ?』

 

おお!

 

素晴らしい程の上から目線。

 

ただ、3人ともお前のことは

選ばんやろうけどの。

 

 

数ヵ月後。

とあるコンパの席でのこと。

 

女性陣からの質問はこうだった。

 

『好みのタイプの芸能人って

だれですかぁ?』

 

ヤツはこう答えたそうだ。

 

『多くて選べない。』

 

この後、彼は女性陣の誰からも

口を利いてもらえなかったそうだ。

 

気が多い人はもてないのね。

 

あれから10年。

 

イマダドクシン

 

合掌

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