北海道初日


ライナーノーツ

 

札幌での生活が始まった。
北海道に住んだことのない
私にとって、覚悟していたはずの
寒さ対策や雪の量、雪道の歩き
などなどが軽く想像を超えており
とまどうばかりだ。

写真は自宅の庭だが
『嘘やろ!』
ってくらいの雪の量だ。

自宅2

自宅の前の道路なんかもこのとおり。

雪道を歩くことなどなかった私は
すべって転ばないように、まるで
ペンギンのようにちょこちょこ歩いてる。

昨夜は赴任先のメンバーと
食事に行った。

北海道というと牛が多い
イメージだがそのほとんどが
乳牛らしく、牛肉やホルモンを
食べる習慣があまりないらしい。

私は冗談めかしてこう言った。
『寒いから野良犬は見ないが
野良牛はおるんやない?
あっはっはっは。』

すると若い従業員が
『私の地元では
野良牛は結構いますよ。』
だそうだ。

驚いた。

そしてこんな想像をしてみた。

『だめですよ、うちでは牛は
飼いませんよ。』

『ねぇ、お願いお母さん。
ちゃんと面倒見るよ。
干草もやるし、散歩も
毎日行くから。』

『だめって言ったらだめなの
捨ててきなさい、そんな牛』

ああ、かわいそうな牛。

捨て牛の運命やいかに。

モオオウ

合掌

“北海道初日” への2件の返信

  1. ドナドナを思い出したわ…

    北海道では靴底に雪の上歩いても滑らない特別仕様しとるときいたんやけど、ホント?

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