448発目 春の訪れと落胆の話。



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札幌にも遅ればせながら春がやって来た。 空はどこまでも青く透き通っており、雲がゆっくりと西から東へ流れて行く。 道を歩く人々の足取りも心なしか軽やかに見える。 もちろん私は軽やかだ。 スキップしたくなる程だ。 だがスキップはしない。 なぜなら40代も半ばに差し掛かったオッサンが道端でスキップなんかしてたら気色悪いだろ? 救急車を呼ばれてちょっと大き目の病院に連れて行かれCTスキャンとか撮られるだろ?

まあ良い。 話を戻そう。 そんなわけで今日の札幌は久々の陽気に包まれてとても気分が良いのだ。 長い長い冬の寒さをじっと耐え、ようやく訪れた春への悦びは他の地域の方々に比べると比較にならないはずだ。

 

『ああ、春ちゃん。よく来たねぇ。待ってたよ~。 もうね、おいちゃんね、待ちくたびれて駅まで迎えに行こうかと思ったんよ。』

 

と言いたい。それくらい待っていた。 福岡に住んでいる頃は春なのにじっとりと暑く、湿度も高いので6月の初旬というと既にぐったりしていた。夏が来る前に夏バテになっていた。 だが札幌は違う。 清々しいとはこういうことを言うんだな。 日が照っているところは暑いのだが、それを西から吹いて来る冷たい風がちょうどかき消してくれる。 つまり暑くないのだ。 福岡にしか住んだことのない人に問いたい。 君たちは暑くない夏がどんなのか想像がつくか? と。

 

そんな清々しい春の訪れに心を躍らせているのには、もう一つ理由がある。

 

女性達が重いコートを脱ぎ捨て、一気に軽装になるのだ。 薄手のカーディガンにミニスカート。 で、生足。 おいおい、短い夏を待ちきれずに、春からそんな格好で寒くないのかい?寒くないのである。 ありがとう春。 ありがとう太陽。

 

と、自宅からの最寄り駅に向かう間中、そんなことを考えながら歩いていた。

 

目の前を歩くおっさんが、その更に前を歩く女性のオケツを見ながら歩いている。 なんだよ!オッサン!そんな嫌らしい目で女性を見るんじゃねぇよ! 私は自分のことを棚の上にあげオッサンを注意しようとした。 早足でオッサンに近寄る。 ふとその前を歩く女性を見てしまった。

 

白い細身のジーンズに丈の短い薄いブルーのカーディガン。 ロングの髪は栗色に染めて無造作に束ねている。 ほほう。後姿で判断するのはちょっと早計かもしれないが、これはなかなか。 おしりもプリンとしていていいぞ。 あぁ、でも靴がダメだ。 スニーカーだ。しかも汚れている。

 

どうしても顔がみたくなり、オッサンを注意することなど忘れてしまった私は、今度は早足でその女性を追い抜いた。 あからさまに振り返るのは気が引けたので電話をするふりをして振り返ってみる。

 

男だった。

 

ガックシ

 

合掌



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くりんくりんしてみてん


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