411発目 いくよ餅の話。



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いくよ餅2





東京にいくよ餅というものがある。

その名前の由来を落語にした

古典落語の名作で同名の

作品がある。

 

内容をかいつまんで

説明するとこうだ。

 

米問屋で働くセイゾウは

街で配られていた遊郭の

女郎である幾代太夫の

似顔絵を見て一目ぼれした。

 

1年間一生懸命働いて

13両2分を貯めた。

 

その金を握り締めて

遊郭に行こうと考えた。

 

だが若いセイゾウは

女郎小屋での遊びを

知らない。

 

仕方なく遊び人の金持ちに

相談すると、その旦那が

一肌脱いでやろうと

セイゾウに着物や帯を

貸してやり、醤油問屋の

若旦那と身分を偽らせ

遊郭へ連れて行く。

顔見知りの女郎小屋で

女将に頼み込み

幾代太夫を指名する。

 

当時は今のソープランドのように

指名制度がなかったため

コネを利用するしかなかった。

 

セイゾウは天にも昇る思いで

幾代太夫との時間を過ごした。

 

さて、そろそろ帰る時間になり

セイゾウはウソをついている事に

罪悪感を持ち、本当のことを

正直に打ち明ける。

 

正直者のセイゾウに感激した

幾代太夫は、自分を嫁に

もらってくれと申し出る。

 

来年の3月には年が明ける。

年が明けるとは、女郎小屋を

卒業するということである。

そうしたらセイゾウを訪ねて行くので

そのときに所帯を持とうと。

 

やがて3月を向かえ幾代は

めでたくセイゾウと結婚する。

 

セイゾウも一家の大黒柱として

何か商売を始めようと、

勤めていた米問屋から

もち米を卸してもらい

それを元に餅屋を始めた。

 

店先には幾代が立つ。

 

街ではあっというまに

噂になった。

 

『あの吉原一の人気女郎の

幾代太夫が餅を売っている』

 

と。

 

たちまち幾代が売る餅は

人気の商品となり売上は

うなぎのぼりになり、いつしか

いくよ餅と町民が呼ぶようになった。

 

 

この話を会社の後輩に

したところ、いたく感動した。

 

彼はいきつけのファッションヘルス

に行き、自分がいつも指名する

ヘルス嬢のナナにこの話を

する。

 

ナナも同じく感動し、

こうつぶやいた。

 

『私にもそんな人が

現れたら、この世界から

足を洗えるのに。』

 

 

後輩は待ってましたとばかりに

ポケットに隠し持っていた

指輪を差し出し、こう言った。

 

『結婚しよう。こんな仕事も

辞めてしまって

俺と一緒にならないか。』

 

ナナはまるで聞こえて

なかったかのように

こう返した。

 

『お時間ですけど

延長なさいます?』

 

後輩はがっくりとうなだれて

一言だけ言った。

 

『30分延長でお願いします。』

 

世の中はそんなに

うまくはイカない。

 

だがナナの超絶テクニックに

後輩はうまくイッタらしい。

 

幾代の話でイクよ。

 

オアトガヨロシイヨウデ

 

合掌

 



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