251発目 Tシャツのロゴの話。



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Tシャツ




Tシャツに描かれているロゴの

意味も分からずに着ている人は多い。

前に見た人は中学生くらいで

髪の毛がふさふさなのに

The hair of hair fell out.

と書いているTシャツを着ていた。

訳すと『髪の毛が抜けました』だ。

ひどい人になると、それも男性だったが

my extramarital affair partner

と書いていた。

直訳すると『私の不倫相手』だろうか?

分かって着てるのかな?と

不思議でたまらない。

 

微笑みの国といわれている

タイランドに行ったときのことだ。

 

バンコクのほぼ中心に位置する

ホテルに宿泊し、期間中は

昼はゴルフ、夜は繁華街へと

目いっぱい遊ぶぞと

分刻みのスケジュールを立てた。

 

福岡を出発し台湾を経由したあと

バンコクに着いたのは夕方だった。

 

ホテルにチェックインしたら早速、

ソイカウボーイというストリートを

目指しタクシーを飛ばす。

 

カフェのようなところで夕食を摂り

さあ、今から目くるめく快楽の世界へ

と文字通り鼻息荒く通りへ再び

出て行った。

 

と、突然のスコールが。

 

見る見るうちに通りは川のように

水があふれかえる。

 

向こう側の店の看板も見えないくらいの

水煙と熱気と湿気が我々の体を

包みこんだ。

 

参ったなぁ。

 

しばらくはカフェの軒先で

雨宿りをしていた。

 

少し小ぶりになってきたかなと

いう段階で通りの向こう側から

雨でびしょぬれの少年が

花束を抱えてやってきた。

 

『ミスター、プリーズ』

 

7歳くらいの少年が自分の体

よりも大きな花束を抱え

話しかけてきた。

 

私と一緒にいた会社の上司は

普段からお金の使い方が

気風良く、今までもたくさん

奢ってくれていた。

その上司が私にこう尋ねた。

 

『おい、ヤマシタ。この子は

なんて言いようとや?』

『はい、多分ですが

この花を買ってくれと

言ってるんじゃないでしょうか?』

『こんなに、こまい(小さい)のに

働きよるんか。かわいそうに。

おい、少年。1本なんぼや?』

 

私は少年にハウマッチと尋ねた。

少年は私に30バーツだと言った。

上司にそれを伝えると

 

『なんや、1本100円くらいやないか。

よっしゃ、ほんなら全部買うちゃる。』

 

とその少年が持っていた花束を

すべて買い取った。

 

いやあ、さすが気風が良いですね。

 

我々は感心した。

 

花束には花が40本入っていた。

合計1,200バーツだ。

日本円にして4,000円くらいだ。

上司は少年に1,000バーツ紙幣を

二枚渡すと『釣りはとっとけ』

と花束を受け取った。

 

そのときの少年の喜びようは

例えようが無いくらいだった。

 

少年は通りの向こうに右手に紙幣を

握り締め走って消えて行った。

 

さて、この花束どうするよ?

 

『お前らもちょっとずつ持て。

そんでお姉ちゃんに振舞え。』

 

と、その花束を少しずつ分けてもらう。

ちょうど雨も上がり視界もよくなってきた。

 

みると雨宿りしていたカフェの

向かい側はゴーゴーバーと

呼ばれる、女性がたくさんいる

バーだった。

通りに面したところはオープンカフェみたいに

なっており、カウンターの上で

水着の女性が踊っていた。

 

よし、ここに入るぞ。

 

そう言って我々は花束を

片手に店に入ろうとした。

 

そのとき、

『ヘイ、ミスター』

と先ほどの少年が戻ってきた。

 

ん?

 

と足を止め少年の方を振り返る。

 

少年は友達を8人連れて

戻ってきた。

その少年たちは全員、花束を

抱えていた。

 

上司は立った一言こう言った。

 

『早いもん勝ちたい!』

 

言葉が通じない少年たちに

どう言って訳そうかと考えた。

 

ふと、見ると少年の一人が

着ていたTシャツにこんなロゴが

書かれていた。

 

『FCFS』

 

私はそっとそのロゴを指差し

店内へと急いだ。

 

first come 、first served basis

 

合掌

 

補足
『早い者勝ち』とは英語で
first come 、first served basis
と表記します。
略してFCFS と表記されることも
あるようです。



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小倉のマツエクサロンミック【Mic】
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