164発目 アメリカにあこがれる話。


ライナーノーツ

朝食にパンを食べながら
ふと思い出したことがある。

今のように世界情勢や経済のことなど
まるっきり知識を持たない若者の頃。

ジーンズやコーラ、ロックンロールと
アメリカの文化に傾倒していた。

実際にアメリカ人になりたいとさえ
思った時期があった。

では、何故、私がアメリカ人に
なる夢をあきらめたかというと
いくつか理由がある。

理由1
国道10号線を小倉方面から
行橋方面に向かう途中に
ラブホテルがある。
ホテルの名前は
『ホテルUSA』

私はソレをずっと
『ホテル宇佐』だと読んでいた。

理由2
ずっと靴を履いていたら
水虫が悪化する

理由3
久しぶりに会った友達と
ハグしない。

理由4
シャワーを浴びるとき
正面から浴びるのが恐い。

そしてこれが最も大きな理由だが
大好きだったボブキャッツという
漫才師が解散したとき
解散の理由がヒロの相方の
雄大がアメリカ人になりたいといって
吉本興業を辞め、考え抜いた挙句
カラオケパブ”アメリカ”に就職したという
話を聞いたから。だ。

英語を話せたところで
誰もアメリカ人になれないのだ。

みんなが言いたいことは
分かってるつもりだ。
『だからどうした?』だろ?

日本人らしく生きる選択をした私は
今も尚、未練がましく
朝食はパンなのだ。

ダカラドウシタ

合掌

“164発目 アメリカにあこがれる話。” への2件の返信

  1. はじめまして、葉武 保治です❗
    ブログ、感動しました。
    是非、友達になっていただきたいと、思っています。
    僕は、京都市出身・静岡県・神奈川県・東京都・千葉県・
    茨木県・岐阜県と、ある
    企業にいましたが、岐阜県に来て直ぐに、脳梗塞で倒れて入院…⌛
    おまけに、会社倒産…⌛
    右も左も何も解らない、岐阜県で、後遺症の残る体で…⌛
    岐阜県に来て、6年位です。
    X1・独り暮らし・独身・60歳・生活保護です。
    身内が、いないため、岐阜で何とか生きています。
    宜しくお願い致します❗

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