祝!150発目 なんだか良く分からない話。


談志

女性は強い男性に轢かれる、
いや惹かれるのか?

同性としても強い男性には
あこがれるものだ。

しかしこの世に完璧なものなどない。

強い男性のように見えて
実は弱い一面もあるというのが
実は女性の母性本能を
くすぐるのかもしれない。

私の知り合いの男性は
ほぼ完璧と思われる人だ。
もちろん嫌味だ。

普段から
『私は一流のものしか好まない』
と豪語している。

居酒屋に誘うと
本当はフランス料理がいいんだ、とか

ビジネスホテルには泊まらない。
宿泊は一流ホテルのスイートを取る、とか

あこがれどころかちょっと癇に障る。

空手3段で腕っ節も強い。

ルックスだって男前の部類だ。

嫌がる彼を無理やり
居酒屋へ連れて行ったときのことだ。

例のごとく
この枝豆は冷凍だな、とか
このカキフライのカキは養殖だ、とか
テーブルの素材は安い杉だ、とか

途中から
『あれ?俺なんでこんな人と
飲みに来てるのだろう?』
と思えるほどの
一流っぷりだった。
もちろん嫌味だ。

冷やかし半分で
女性経験について尋ねてみた。

今まで100人以上の女と寝た、とか
結婚という制度に縛られたくない、とか
すれ違う人が必ず俺の女を振り返る、とか

まあ出るわ出るわ
一流の武勇伝が。
もちろん嫌味だ。

そして自分の弱さを見せようと
最後にポツリとこうつぶやいた。

『でも本当に愛した女性とは
結ばれなかったんだ』と。

いらん、いらん。
そんなセンチメンタル。

とは突っ込まないだけの
礼儀は持ち合わせている。

さて居酒屋に来て2時間が経過し
帰ろうかという雰囲気になったとき
私は最後の質問ですと宣言し
『苦手なものとか、弱いものは
ないんですか?』と尋ねた。

彼は待ってましたとばかりに
鼻の穴を膨らませ
それこそ鼻息荒く、
テストの点数を自慢げに
母親に報告するような
そんな表情で

『濃いお茶が一杯怖い』

と言い放った。

そんなにうけなかった。

ナンジャソリャ

合掌

 

 

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