232発目 担ぐ話。


ライナーノーツ
験を担ぐとは、つまり縁起を

担ぐというのと同義だ。

 

もともと縁起というのは

御幣という言葉が由来している。

 

ごへい【御幣】
細長い木に細長い紙を切って
はさんだもの。
神主がおはらいをする時に
使い、また神前に供える。

御幣を担ぐ
不浄を払う神官の動作が
御幣を担いでいるように
見えることから、他の人なら
気にかけないようなことを
不吉として忌み嫌うこと。

 

そうゆうことってあるな。

少なくとも私はある。

たとえば他の人は気にしない

だろうが、信号や数字について

私は験を、つまり御幣を担いでいる。

 

私が勤める事務所の前の通りは

ススキノからまっすぐ北に伸びている。

その道を北に進む際、

駐車場から右折してその道に

合流するのだが、

信号が全部、青で一度も

止まらなかったら

今日の契約はうまくいく。

とか、

自動車のメーターに付いている

距離を測るメーターが

キリの良い数字だと

今日の契約はうまくいく。

とか。

 

その日は、車に乗り込んで

まず、自動車のメーターが

18018だった。

私の娘の名前がイチハなので

『おっ、イチハイチハだ!』

とちょっと喜んだ。

 

ようし、これでこの道路の

信号が全部青だったら・・・・

 

その日に行くお客様の

ご自宅は左折だった。

 

シンゴウモゼンブアカ

合掌

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