子供の目線。

札幌と博多の違いを

色々とレポートしてきた。

 

1週間前に家族を引きまとめ

ようやく家族4人での札幌生活が

始まり、子供たちも

雪を楽しむ毎日を過ごしている。

 

ここ、札幌ではようやく道路の

雪が溶け路面が見えてきた。

先月に比べると比較的暖かい。

 

車は処分してきたので

現在はどこに行くのも

タクシーを利用する。

偶然なのか電話で呼ぶと

毎回同じ運転手が現れる。

札幌で生まれ他所を知らない

札幌育ちの運転手だ。

 

先日、車中での会話で

運転手が子供達に

札幌と博多の違いは？

と尋ねた。

私の子供たちは口をそろえ

こう言った。

『水がおいしい。

野菜がおいしい。

雪がたくさんあって楽しい。』

そして最後にこう付け加えた。

『汚い』

 

私達夫婦と運転手は

驚いた。

運転手は

『札幌しか知らないから

そんなこと思わなかったよ』

と笑っていたが悲しそうだった。

車を降り、あたりを見回す。

福岡の自宅周辺を思い出す。

そういえば、汚いな。

 

子供は尚もこう言う。

『北海道は悪い人が

多いと？

道にゴミがいっぱい捨てとうね』

 

雪が溶けてあらわになった路面には

お菓子の袋やタバコの吸殻、

空き缶やペットボトルなどが

散乱している。

道路がゴミを産卵したようだ。

 

博多はゴミひとつないとは

いえないが比較的きれいだったんだな

と改めて思った。

 

福岡市のゴミ出しのルールは

住宅街に限るが各家庭の前に

出す。自宅の前なのでカラスが

荒らしても自分で片付ける。

札幌ではゴミ集積所が

設けられておりそこに持っていく。

カラスが荒らしても誰が掃除するとかの

決まりはない。（私の住む町内では）

いや、もしかしたら決まってるのかも

知れないが、私の住む家の角に

集積場があるが私は掃除など

していない。

いつの間にか誰かが掃除してくれている。

北九州市では同様に集積場に

出すのだが掃除当番は決められており

ゴミの回収が終わると

ほうきを持っていって、散らかったゴミを

当番の人が集める。

もしかすると札幌では持っていくまでの間に

ゴミがこぼれたりするからなのか？

風に吹かれて散らかるのか？

原因は分からないが

せっかくの美しい景色を持つ町が

ゴミで汚れていてもったいない。

 

いや、でも待てよ。

そうか。雪か。雪のせいだ！

雪が積もってるから

掃除が出来ないんだ。

だって、住宅街なのに

スキー場みたいに雪が

積もってるんだもん。

?

ほら、この雪の下にゴミがあっても

拾えないだろ？

 

でもさ、今度からは雪が降る前に

掃除しようね。手伝うからさ。

そうすればきれいな春を迎えられるよ。

 

ん？

いや、たまにはこんなまじめな投稿も

いいだろ？

オチガナイ、オモイツカナイ

合掌