仕事のイロハ


ライナーノーツ
不動産や建築の仕事で
大事なことと言えば
たくさんあるが、その中でも
割と初歩的なヤツで
『現調』ってのがある。

現場調査ってやつだ。

なぜ現調が大事かと言えば
とどのつまり、現場が
我々にとっての商品だからだ。

ちなみにほとんどの人は
知らないだろうが、
各市町村の役場に行けば
道路管理課とか道路維持課
とかいう名前の部署がある。

そこで認定幅員を教えてください。
っていうと、公的に認めている
道路の幅員を教えてくれる。
(現場と違うこともあるが)

土地に接している道路の幅で
その土地に建てられる建物の
大きさの上限が決まる。

さらに用途地域や建蔽率
容積率などを調べ、
今度は水道局や下水道課に
行って、給水管や配水管の
埋設状況を調べる。

これらのことは役所でできるが
役所に行く前には必ず現場に
行かないとだめだ。

現場に行って隣地との境界線を
確認したり周囲の建物や道路との
高低差、電信柱の位置、日当たり
騒音の有無。前面道路の現況の幅員。

そして不動産の場合は更に
利便性まで調べる。

コンビニまで何メートルだとか
スーパーはいくつあるか?
最寄りの駅までどれくらいか?
バス停はどこだ?バスは一時間に
何本だ?とか

そして、もうひとつ大事なのが
写真を撮ることだ。

あとでもう一度見に行かなくて済むように
ありとあらゆる場所を写真に収める。

私は今日、札幌に来て初めての
開発案件に当たった。

開発案件とは
『賃貸物件を建築して満室にする』
と、まあ簡単に言えばそうゆうことだ。

厳密にいうと
この土地、遊ばせててももったいないんで
何とかしてください。
って言われて、どうゆう風に
開発すれば有効活用ができるかを
提案する仕事だ。

なので現場に行った。

すぐに行った。

駅からのルートや幹線道路からの
ルート、バス停までの距離、
ありとあらゆる方向から
その土地を見てみる。

そして写真を撮る。

今日の札幌は一日中 雪。
しかも猛吹雪。

ライナーノーツ
もう何がなんだか
ライナーノーツ
どっからどこまでなん?
ライナーノーツ
道路の境界すら分からん

写真の通り

なんにも分かんね。

雪ばっかり。

現調は雪が溶けてから
するべきだな。

サムイサムイ

合掌

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
クリンクリンしてくりん

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*