老人とスマホ


ライナーノーツ

北海道に限らず、積雪地域の
人々は生活していくために
様々な知恵を出し合って、
より快適に生活できるように
工夫を重ねて来たんだなあ、
と思えるものが、ここ札幌にも
随所にある。

その一つが流雪溝だ。

ライナーノーツ

最初は雪掻きをしているだけだと
思って見てたらフタのようなものが
開いているのだ。

画面中央の部分に地面から
鉄の網のようなフタが観音開き
しているのがお分かりいただけるだろうか?

ライナーノーツ
流雪溝

普段は閉まってるから只の
雨水溝かと思ってたら、ぱかーん
って開けて作業してるから
びっくりした。

取り敢えず作業してない蓋のところで
撮影を試みた。

ライナーノーツ

ちっ!

只のフタだった。

撮影を終え、歩道に戻ると
私をじっと見ていた老人が
『何が珍しいのかい?』
と尋ねてきた。

私は最近転勤で博多から来たこと、
ブログをやっていて博多と
札幌の違いをレポートしていること
などを説明した。

こんな老人にブログっつっても
分かんねぇか、という気持ちはあったが

驚いたことにブログの意味は
通じたし、その老人は
LINEをやってるらしい。

ライナーノーツのURLを
聞いてきたので、私は何かに
書こうとしたら、QRコードは
ないのか?と聞くので
スマホの待ち受け画面にしている
QRコードを見せた。

LINEもしませんか?
と誘ったら、
『知らない人だから』
とやんわり断られた。

何故だか妙に淋しくなった。

そして何故だか妙に
はがいかった。

ジジイメ

合掌

“老人とスマホ” への3件の返信

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