674発目 小さな親切、大きなお世話。



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何かで困っている人を見ると、手を差し伸べる?それとも、知らん振りをする? おそらく、私達の子供の頃、つまり昭和のガキどもは、先生や大人たちに「困っている人を見たら親切にしてあげなさい」と教育されたはずだ。

 

それが、近頃では「知らない人とはしゃべっちゃだめ」って教えるもんだから、他人が困ってても手を差し伸べることは却ってトラブルの原因になると考える人が増えたそうだ。

 

誰が悪い?

 

いや、誰も悪くはないんだ。

 

「やっぱ時代っすかねぇ?」

 

その通り。 時代が悪いのだ。 タイミングが悪いと言ってもよい。

 

そんな風潮の世の中で、私がどのような態度を取るかって?言わずもがなですよ。 もちろん困っている人がいたら手を差し伸べるんですよ。

 

トラブル? 親切にしてトラブルになんかなりっこないって。 大丈夫だって。心配ご無用。

 

通常、老人に丁寧な言葉で話しかけると逆に警戒される。慇懃無礼って言うだろ? 丁寧すぎると気味が悪いんだろうよ。 その点、私は若干だが言葉の端々に方言が出てくるから、老人達は安心するんだ。 「ああ、田舎モンが来たぞ。田舎モンに悪い奴はいねぇ」って具合にね。

 

だから私は困った人、特に老人が困ってたら手を差し伸べる。

 

 

 

その老人を最初に見たときは、てっきり誰かに謝ってるのかと思った。腰を90度に曲げてるんだもん。 でも違った。 ただたんに姿勢が悪いだけだった。

 

いや、姿勢が悪いって表現は不適切か? とにかく腰の曲がったジジイだったんだ。

 

そのジジイが重そうな荷物をやっとの思いで持ち上げてバスから下りてきたところで私に遭遇したんだ。ジジイは目の前の交差点を向こう側に渡りたがっている風だった。だが、その歩道に上がるホンの少しの段差に四苦八苦している。

 

さあ。

 

私の出番ですね。

 

「じいちゃん、重たかろうが? 持っちゃろうか?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

 

あれ? 警戒でも安心でもない、なんだ?この表情は。

 

「そん荷物たい。重たかろうが? 持っちゃるたい。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

 

ははあ。 ジジイ、耳が遠いな。

 

私は声のボリュームを1段階上げた。

 

「持っちゃ~よ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

あれ? 何だろ、この反応の無さ。 ものすごく耳が悪いのか?

 

「じいちゃん!・・・」

 

「何だよ!うっせえな! 聞こえてるよ!」

 

聞こえてるんだったら相槌くらい打てよ!むかつくジジイだな。

 

「あのさ、その荷物さ、持っちゃあか?」

 

もはや、私の言葉には親切心のかけらもなく、やり始めたことを途中でやめたくないだけの意固地なそれになっていたのだが、ジジイはそんなこと知っちゃいない。

 

「あのよ、あんちゃん、どこの生まれか知んねえけどよ、何言ってっか、さっぱり分かんねえよ。」

 

 

え?

 

「分かんねえの!」

 

ええ?

 

 

方言が通じてないっていう、まさかの展開?

 

 

ジジイはその90度に曲がった腰のまま、荷物をひょいと抱え上げ、青に変わった横断歩道を悠々と渡っていった。

 

 

 

結局トラブル招いとるやん。

 

 

教訓:困ってる人を見たら「困るな!」って言ってあげましょう。

 

ナンノカイケツニモナラナイ

 

合掌

 

 



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