673発目 熱いし、暑い話。



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身動きが取れないほどの状態で味わった屈辱って経験あるかい?

 

そもそも、九州の暑さを数十年も経験しているのに加えて、夏休みは外で遊びまくるような子供だったからか、暑さには強い身体になっているんだよ。

 

全身が汗でびっちょりになってからの、冷たいシャワーなんか、最高だろ?

 

だけどさ、暑い世界にのめりこむってのは、少々危険なんだよ。 それなりの覚悟がないと、痛い目に会うぜって話さ。

これはその、いわゆる猛暑日って言われる日に、どえらい暑さを経験した男の話だよ。あんただって一つや二つの武勇伝くらい持ってんだろ? でもさ、そんなチャチな武勇伝と一緒にしないで欲しい。 この男の感じた暑さは、いったいこれまでに何人の男達を悩ませてきたか? そんな男達に思いを馳せながら、あんたらもこの夏を乗り切って欲しいんだ。

 

その日の気温自体は30℃くらいだったから、たいしたことないって高をくくっていたんだよ。 東名高速の下り線の足柄サービスエリアは盆休みの帰省客でごった返していた。当然のように駐車場はエンジンをかけっぱなしの車で溢れてたよ。

 

STOP地球温暖化って叫んでた政治家はいったいどこに消えたんだろう? ちまちまとゴミを分別するよりは、車から出る熱をなんとかした方が手っ取り早いのに、な?

 

とにかくサービスエリアの駐車場は、車の放出する熱と、そこに照りつける直射日光で、どえらい暑さになってたんだ。俺のスマホの天気アプリは涼しい顔で気温30℃って表示してるけど、間違いなく体感温度は40℃を超えてた。

 

駐車場に降り立った瞬間に頭の上の太陽は容赦なく熱と光をオレに降り注いだんだ。暑さに強いオレも流石にまいったを言いそうになるくらいさ。肩から背中にかけてジリジリと日差しが降り注ぐってのは鉄板を熱してギューってされた気分だよ。いったい、何の拷問かい?ってね。

 

もしも、どこかに、この無謀すぎる太陽の動きを止めることの出来るスイッチがあるのなら、オレは迷わずこう叫んだだろう。「おい、誰かスイッチを切れよ!」ってね。

 

駐車場を横切ってレストランに行くまでにオレのTシャツは汗でぐっちょりになってた。まるでバケツにつけて絞ってない雑巾のように濡れてて、さらに臭いもどえらいことになってた。

 

神様って本当にいるのかな?もしいたとしたら、どうしてオレにだけ、こんな試練を与えるんだろう?やっとの重いでたどり着いたレストランは、あまりの人の多さにエアコンが効いてないんだよ。この汗を冷やしてくれるのは、レストランのエアコンだけだと信じてたオレがあまりに可哀相じゃないか。散々待たされたオレが何を注文したかって?もちろん冷やし中華だよ!それと食後にカキ氷。

 

思えば、俺の悲劇にトドメをさしたのがこのカキ氷だったんだよな。

 

心頭滅却すれば火もまた涼し。

 

そうだった。暑いからと言ってやたらに冷たいものを口にすると、必ず悲劇がやってくる。それはオレが小さい頃から口をすっぱくしておふくろが言い続けてきたことじゃないか!

 

下腹部の雷のような音と、間断なく襲い続ける痛みに堪えながら、会計を済ませたオレはトイレへ一目散だよ。走ったりすると出てくるかもしれないから、小走りと言うか、競歩のようなスタイルで、つまり早歩きだね。

 

トイレにすんなり入れたのは僥倖って言ってもよかった。だって他の施設にあれだけ人が溢れてるのに、その個室の前だけはこのオレに「どうぞ」と言わんばかりの迎え入れ方で、パックリとドアを開けてるんだもん。

 

まよわずにその個室に入って、ドアをロックしながらズボンとパンツを下ろしたね。そして便座に座った瞬間にヤツらはオレから、オレの体内から出て行った。悪霊退散だ。

 

で、興奮してたから気付くのが一瞬遅れたんだが、暑いんだ、これが。

 

トイレが?いやいや違うよ。トイレにエアコンが効いてないことくらい知ってるよ。踏ん張ったから汗をかいた?違うよ。踏ん張らずに出てきたもん。

 

便座だよ便座!

 

温度設定が真冬の設定だよ!

 

もう、熱いのなんのって。

 

今までは「暑い」だったのに、ここに来て急に「熱い」だから、脳が混乱しちゃってるよ。どこからか声が聞こえて来たけど幻聴かな?「誰かスイッチを切れよ!」って聞こえるよ。ようし、オレがやるしかないな。

 

あわてて便座のスイッチのところを色々触ってみたけど、さすが日本製品は品質が高いね。スイッチを切ったくらいじゃすぐに冷たくはならないだけの保温性能を兼ね備えてる。

 

熱いし暑いし、はやく立ち上がりたいけど、ヤツらはまだまだ出てくるし。

 

あ!これか?このボタンか?これをマイナス方向にピッピッピッピッピっと。

 

ああ、まだ便座は熱いけど、この後ここを使う男達のためにも温度を下げとかないとな。お!ヤツらも全員、出て行ったみたいだし、さあ、引き上げるか。

 

オレは「おしり」って書かれたボタンを押したんだ。

 

 

あちっちちちっちちちちち

 

熱湯が出てきた。

 

オシリガマッカッカ

 

合掌



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