643発目 初詣の話。



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明けましておめでとうございます。

 

関東の方は行列がお好きなんですか?

 

年が明けたので、家族で近所の神社へ参ってみました。 自宅から歩いて15分ほどのところです。

 

年末くらいから近所の方々は地元に帰省するからなのか、街はひっそりと静まり返ってる。 あ、帰ると返るをかけた訳ではないですよ。

 

小さな神社だし、おみくじも売ってないかもねぇ、なんて与太を飛ばしながら神社への道のりを歩いてました。

 

グーグルさんの地図を見ながら、そろそろ近いんじゃない?なんて言ってたら、目前に行列が見えてきたのです。

 

こんな住宅街のど真ん中にいったい、何の行列だろう?

 

「焼きたてのメロンパンかね?」

 

と、奥さんの予想とは裏腹に、それは神社の参拝客が作る行列でした。

 

 

「こんな小さな神社でも?」

 

と不思議に思いました。

 

郷に入っては郷に従え、という諺を忠実に守る我が山下家では、誰一人文句を言わずに行列の最後尾に並びました。

 

列はなかなか進みませんでした。 しかし後ろを見ると先ほどよりも長い列が我々より後にも続いていました。

 

我々の後ろにいたご夫婦は少しお酒が入っていたようでした。

 

「ったくよう、こんな小せえ神社に行列作ってんじゃねえよ。」

 

と、そのご主人は文句を言い始めました。

 

「そうゆう私らだって並んでんだけどね。きゃっはっは。」

 

「言えてらぁ。がっはっは。」

 

「それはそうとさ、最近の若い子たちってさ、参拝の作法とかって分かってんのかしらね?」

 

「分かってねえんじゃねえのか? 大体、若ぇ奴らってのは参拝どころか、すべての作法がなってねえじゃねえか。」

 

「言えてるわ。きゃっはっは。」

 

 

彼らのこの言葉には少しカチンと来ましたが、このご夫婦のご作法がどれくらいの物なのか見届けてやろうという気持ちには、なりました。

 

やがて我が家の順番が回ってきました。 私は仕事柄、神前での礼儀作法は心得ているつもりだったので、奥さんや子供たちにもそれを教えていました。

 

しかし、順番が近づいてきて、はた、と気づいたのです。

 

もしかしたら、地域で作法が違うかもしれない!

 

しかし、順番を待つ間は、自分は出来るという驕りがあるもんですから、他人の作法を見たりすることもせずにいました。 時すでに遅しです。しかたなく我が家は福岡方式で挑むことにしました。

 

賽銭を投げ、鰐口を鳴らすと福岡でやっていたような作法で参りました。 二礼したあとに柏手を二回打ち、そして一礼して下がる、というものです。

 

参拝を終え、階段の下に降りたところ、あとから降りてきた先ほどのご夫婦が、つぶやいてました。

 

「なるほど、参拝の作法はみんな出来てるようだな。」

 

「本当ね。まあ最近じゃインターネットとかで調べるんでしょうね。」

 

「なんでもかんでもネットだな、ったく。」

 

ああ、福岡も横浜も作法は同じなんだと、安堵しました。 しかしこのご夫婦の若者に対する悪口はとどまることを知りません。

 

かと言って面と向かって反論するのも大人げないし、なにしろ今日は正月で、一般的には「めでたい」日ではあるわけですから。

 

私はこらえました。 こらえて自分を褒めてあげたいくらいでした。

 

実際、どうしてもだれかに褒められたくて、とうとう奥さんに話してしまいました。

 

私の話を一通り聞き終えた奥さんは、表情も変えずにこう言いました。

 

「なるほどね。 ずっと若者の悪口を言ってたんだ?」

 

「そうそう、そうなんよ。もうさ腹が立ってさ。でも我慢したよ。」

 

 

さあ、奥さん、俺を褒めるなら今ですよ。

 

 

「あんたさあ・・・」

 

奥さんがゆっくりと口を開きました。

 

今年の初褒められデス。

 

「あんた、よく若者側の立場で意見できるよね。46なのに。図々しい。」

 

 

ホメラレソコネマシタ

 

合掌



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