572発目 疲労と寝不足により、の話。


仮面ライダー

仮に正義の味方がコテコテの福岡の方言で、対する怪人がキチっとした敬語をしゃべるケースだと、物語はどうなるのだろう?と思ってしまった。

 

「待たんかキサン!」

 

「どちら様ですか?」

 

「と~う! 俺やないか!仮面ライダートンコツや」

 

「どうなさいました?」

 

「どげんしたも、こげんしたもあるもんか!キサンたちゃ、世界征服やら企んどうげな聞いたったい。やけんくさ、俺が成敗しちゃろうか思うて来たったい。大体、どこや、ここ?」

 

「ああ、ここは我々が提携している企業の採石場なんですよ。戦いの相場は採石場って相場が決まってるのはご存知でしょうか?ですから、わざわざこちらまでおいでいただいた次第なんです。」

 

「そげなことはどげんでもヨカ。これでもくろうてみちゃれ!」

 

「仕方がありませんね。では、スタッフの皆様。トンコツ様をもてなして差し上げなさい。」

 

ズガン!バキッ!

 

「ああ、非常に悔しいです。わたくしがトンコツ様にやられるなんて。でも、良く考えたらそうですね。世界征服がうまくいかないなんて、やる前から想定しておくべきでした。トンコツ様、お手を煩わせました。では、私どもはこれで失礼いたします。」

 

「分かればヨカったい。もうしゃしゃり出て来んなよ!」

 

「かしこまりました。」

 

「ほんなら、早よ爆発せんか!」

 

ボカ~ン。

 

どうやら、ヤマシタは

 

ツカレテマス

 

合掌

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