池袋ウエストゲートパーク


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まだ読んでいない本のレヴューを書いてみる。

 

あいかわらずビルに切り取られた四角い夜空には

ネオンが反射して、まるで昼のように明るいのは

原発のおかげなのかい?

だったら俺は真っ暗な闇の中で過ごすほうが

よっぽどマシだって言いたいよ。

 

ロマンス通りをロサ会館に向かって歩いてると

携帯の着信音が鳴った。表示を見るとタカシからだ。

 

「今から5分でそっちに行く。仕事の依頼だ」

 

相変わらずキングの周りはマイナス10度の

冷たい空気がまとわりついてるんだな。

 

キングはいつも用件のみを短く伝える。

効率を重視した会話だ。無駄を一切省いた

あいつの人生を贅肉だらけのオッサン達に

見せてやりたいぜ。

 

タカシがつれてきたヤツは12歳の少女だった。

とうとうヤツもロリコンの仲間入りか?

俺はやっぱ大人の女性のほうがいいな。

 

「スモークタワーに放火しようとしたバカだ。

あそこは前から怪しいと思ってた。

脱法ハーブを扱ってるらしい。Gボーイズを

自由に使っていいから、あのタワーを

つぶせ」

 

キングはそう言うとクルリと背を向け

夜の街へと溶けていった。

 

池袋で一番クールなチームは?

そう聞かれるとガキどもは必ずハンドサインを

しながらこう答える

 

「Gボーーーイズ」

 

街のトラブル解決請負人ことマコトは

フルーツショップの店員だ。

ヤツの楽しみは本当はトラブル解決

じゃなくて店番をしながら

クラシック音楽を聴くことだ。

 

だが、この街の正義がトラブルを

起こすたびにマコトの元に

助けを求めてくる。

 

シリーズ11作目。

脱法ハーブをキメた若者が

車の無謀運転で通行人を撥ねる

事故が日本のあちこちで起こっている。

 

そういった社会現象に警鐘をならす

本作は、今の若者のトレンドを・・・・・

 

 

 

だめだ!

 

やっぱ、読まないとレヴューなんて書けない!

 

今日は早く帰って読もうっと。

 

合掌

 

 

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