ようやく。vol.2



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ライナーノーツ





私が普段しゃべるときに

使う福岡の方言は、札幌の

人々にとって違和感以外の

何物でもないことは

重々承知している。

 

しかしだ。

 

私も札幌の方言で

違和感を感じていることを

理解して欲しい。

 

基本的に札幌の

言葉は美しい。

 

イントネーションは

標準語のそれと変わらないし

受け答えはとても

優しい。

 

『なんば言いよっとや?』

 

などと乱暴な言い回しは

皆無と言っていいだろう。

 

私が違和感を感じているのは

そんな言い回しではなくて

手袋の件だ。

 

みんなは手袋を

身に着けるときに

なんて言うだろう?

 

手袋を着ける、とか

手袋をする、とかだろ?

 

北海道の人は

 

『手袋を履く』

 

と言う。

 

最初に聞いたときは

ほんの一瞬だが

『足に?』

と思った。

 

当然、そんなはずはなく、

手につけることを

言ってるんだと理解はした。

 

でも、『履く』と言われると

すごく違和感がある。

 

じゃあさ、帽子は?

毛糸の帽子?

『履く』なの?

 

『かぶる』

 

一緒やん。

 

手袋だけか~。

 

もう一つ。

 

これは違和感と言うよりは

何を言ってるか

分からなかった一言だ。

 

『ぼっこ』

 

大体、聞きなれない

単語が出てきても

文章の前後で想像は

つくもんだが。

 

『ぼっこはいらないね。』

 

先日、スキー学校に

娘を入学させたときのことだ。

 

受付の『ひとりプッチモニ』(注)が

娘に帽子をかぶせながら

 

『はい、手袋履いて~、

ぼっこはいらないね?』

 

なんだ?ぼっこって。

 

てっきり、帽子のことかと

思ったんだが、

違うようだ。

そりゃそうだ、かぶせながら

いらないね~とは

言わないもんな。

 

おそるおそる聞いてみる。

 

『あの~ぼっこって何ですか?』

 

『ひとりプッチモニ』(注)は

きゃははと笑いながら

『コレのことだよ』

と私にぼっこを差し出した。

 

スキーのストックだ。

 

硬くて丸くて長いものは

たいてい『ぼっこ』と

言うらしい。

 

すると横から年配の

インストラクターが

『丸くなくなくても

使うべ?』

とクチを出してきた。

 

『ああ、そうだな。

四角くても使うか。』

 

『じゃあ、スキーの板も

ぼっこですか?』

 

『おひゃっひゃっひゃ、

そりゃあ、あなた、

板って言ってんだから・・』

 

随分、ウケてしまった。

 

笑わせるつもりがないのに

笑われると恥ずかしいな。

 

まあ、つまり棒状のものは

ぼっこなんだな。

 

手袋履いてぼっこ持つ。

 

『お父さん、手が冷たい。』

 

娘が泣きそうな顔で言う。

 

すると『ひとりプッチモニ』(注)が

 

『ああ、この手袋じゃ寒いね~。

ぼっこ手袋履いたら?』

 

おいおいおい。

 

ぼっこ手袋ってなんだ?

 

棒の様な手袋?

 

『なんですか?それ?』

 

彼女は笑いながら

 

『ああ、この場合の

ぼっこ手袋はこんなんだよ。』

 

と、写真のような

手袋を見せてくれた。

 

ぼっこ手袋

 

いやはや、日本語は

難しい。

 

ボッコテブクロホシイ

 

合掌

 

(注)『ひとりプッチモニ』に関しては

こちら↓をご参照ください。

381発目 掴みの話。


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