383発目 感謝と謝罪の話。



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クロネコ





冬の北海道で注意すべきことの

ひとつに車の運転がある。

 

私もようやく北海道に来て

1年が経過し、今回で2度目の

冬を迎えた。

 

積雪した道路はやはり

スリップが怖いし、

何より除雪した雪を道路の

脇に積み上げているので

路地から大通に出るときに

左右から来る車が見にくい。

 

交通事故件数も年々増加の

傾向がある。

 

雪道の運転に慣れた地元の

方々はその慢心からか

結構、スピードを出すし

割り込みも激しい。

 

無謀な運転に巻き込まれての

事故も多いだろう。

 

先日は稚内の方で

鹿をよけようとして事故をした

というニュースがあった。

 

何とも北海道らしい事故だな。

 

車を運転していてもうひとつ

気をつけなくてはならないのが

スタックだろう。

 

このスタックと言う英語は

雪やぬかるみに車が

はまったときに使うが

実際は動かなくなる状況を

すべてスタックと言う。

 

例えば飛行機が天候の影響で

飛ばずに空港で足止めを

食った場合でも

 

I was stuck in airport.

 

と、表現できる。

 

数学とかで面積を求める

問題があったのを思い出して欲しい。

面積はアルファベットの『S』で

表記するがこれはスタックの

イニシャルだ。

 

だが、この場合のスタックは

stack とつづる。

積み重ねるとか積み上げるとかの

意味の単語でstuckと同じ

発音に聞こえるから混同してしまう。

 

ただ、道路の脇に積み上げられた

雪の山にはまってしまうと

stackでもstuckでもどちらでも

良いような気もする。

 

などと薀蓄を頭に反芻し

誰かにこの知識をひけらかそうと

考えていたら、まさに

stack した雪山に stuckした。

 

アクセルを踏んでも

わい~ん!とタイヤが空転し

前にも後ろにも進まない。

 

何故、そんなところに?

とお思いの読者もいるだろう。

 

札幌市内の道路は脇によけた

雪の山が道路1車線分を占領し

道幅が通常の半分くらいになっている。

 

1本中に入るとその状況は

顕著で、車がすれ違う幅もない。

 

だから、少し広いところで

お互いに譲り合わないと

どうしようもなくなる。

 

そのときの私は気を利かせて

道を譲ったんだ。

 

前から車が来ている事に気づき、

さらに、向こうからココまでの

間に車がよける場所は無いと

確認し、ここはいっちょ

俺が下がるべきだと判断するまで

ほんの1秒でやってのけた。

 

そして、次の1秒で私は

ギアをバックに入れ、

ぶいん、と下がった。

 

そして対向車は私に

ありがとうと意味のクラクションを

ぷいん、と鳴らし去っていった。

 

私の横を通り過ぎたことを

確認し、私は再度ギアを

ドライブに入れなおす。

 

で、スタックしたことに気づく。

 

車を降りて4つのタイヤを

それぞれ見て廻る。

 

見事に埋もれてるな。

 

しょうがない。

 

JAFに電話しよう。

 

電話に出たオペレーターは

無情にもこう言った。

 

『今、市内のあちこちで

あなたのような阿呆が

スタックしまくってるんで

到着に2時間くらいかかるよ。』

 

という内容のことを

丁寧な口調で告げられた。

 

さあ、どうする俺?

 

ここで2時間待つか?

 

するとそこに救世主が

現れた。

 

クロネコヤマトだ。

 

昔からクロネコが

目前を横切ると不吉な予感、

とか言ってたが、今回は違った。

 

トラック降りたクロネコの

女性ドライバーは、

既に右手にロープを持っていた。

 

『動きませんね?』

 

『は、はい。』

 

ざざっと雪の上に寝そべり

車の下を確認している。

 

ほどなくロープを車体に引っ掛け

 

『じゃ、後ろに引っ張ります!』

 

と言った。

 

私は慌てて車に乗り込み

ギアをバックに入れる。

 

どぎゅーーーん。

 

次の1秒、私の車は雪のstackから

抜け出していた。

 

と、思ったらまた彼女は

私に近づいてきて

ざざっと寝そべり牽引ロープを

外そうとした。

 

『謝』

 

射るという字は矢を放つことの意で

その結果、弓の緊張が解ける

ことを意味する。

なので謝は言葉に出すことで

心の緊張が解けることを意味する。

 

私は雪の上に寝そべる彼女に

しっかりと感謝の意を言葉で

伝えようとした。

 

そして何を隠そう、懸命に

私を救助する彼女を、

寝そべる彼女を、

私は立ったまま見下ろし、

その間、ずっと屁をこいていた。

 

だから、だから。

 

私が彼女に伝えるべきは

感謝と謝罪の言葉だ。

 

『ありがとう、そして

ごめんなさい。』

 

彼女は不思議そうに

私の顔を見ていた。

 

でも、なんとなく理解したのか

にこっと笑顔で

 

『気にしないでください。』

 

と言ってくれた。

 

私は今後、荷物の配送は

クロネコヤマト以外に頼まないと

誓うのだった。

 

今日の教訓。

助けられている人は

屁をこくべきではない。

 

キヲツケロ!

 

合掌

 



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