365発目 自分を卑下する話。



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クリスマス





羊頭狗肉と言うと自嘲しすぎか?

 

少なくとも私の今までの

十数年間を振り返ると

言行不一致と言える。

 

つまり、言動と行動が

伴ってないということだ。

 

口ではあんなことを

言ってるのに、行動は

まるっきり違うではないか!

 

こういう人はリーダーとしての

資質や資格は持ってないと

いえる。

 

私は少なくとも現在では

数人の部下を持つ、組織の上での

”長” なのだから、自分の

発言には責任を持ち、

率先して行動で示すべき

立場なのである。

 

頭では理解している。

 

では、いつからこんな

竜頭蛇尾な人間に

成り下がったかと言うと

印象的な事件がある。

 

その事件こそが、まさに

私を ”口ばっかり” の

人間だと証明した事件だ。

 

高校に入学したばかりの

私は志望校への合格の安堵から

本来の目的を忘れ、授業中は

居眠りばかりをしていた。

 

私の席は、ある女の子の後ろだった。

 

彼女もまた試験期間になると

こっくりこっくりと舟をこぐ。

 

私は心の中で彼女の揺れにあわせ

we are the world を

歌っていた。(注1参照)

 

その気の緩みからか

私は授業中に居眠りをしてしまった。

 

目が覚めたのは、前の席の

女の子の声だった。

 

『ヤマシタ君、先生が呼んでるよ。』

 

はっとして起き上がった私は

現状を把握するのにしばし

時間がかかった。

 

机の上に広げていた教科書は

社会の教科書なのに

黒板の前に立っている教員は

英語の教員だったのだ。

 

『いったい、何時間寝たのだろう?』

 

私は先生に対し、申し訳なさそうに

『すみません、分かりません。』

と答えた。

 

先生はしょうがないわね、という

表情をしてから私に

『ヤマシタ君、ちゃんと起きて

聞いてれば答えられる問題よ。

夜更かししすぎじゃない?』

と注意した。

 

いえ、とんでもない。

夜更かしなんてしてません。

と答えようとしてやめた。

 

代わりに『すみません』ともう一度

謝ってから私は腰を下ろした。

 

終業のチャイムが鳴り

私は前の席の女の子に

声をかけた。

 

『起こしてくれてありがとう。

俺、何時間目から寝とった?』

 

すると彼女は、こちらを

振り返り、にこっと笑った。

 

まるでそこだけが

陽だまりに包まれたようだった。

 

『1時間目の開始10分には

もう寝息をたててたよ。』

 

英語の授業が3時間目だったので

そうか、3時間近くは寝ていたのか。

 

といって、私は昨晩を遅くまで

過ごしたわけではない。

高校生としては異例の

夜の8時に就寝という快挙を

成し遂げてさえいた。

 

『昨日は遅かったの?』

 

と問う彼女に

 

『いや、8時に寝た。』

 

と答えると、彼女は心底

驚いたようにこう言った。

 

『え~。それなのに

あんなにぐっすり寝てたの?』

 

『そんなにぐっすりだった?』

 

『うん。死んでるかと思った。』

 

私は恥ずかしくなった。

 

高校生にもなって夜の8時に

寝てるだけでも恥ずかしいのに

更に学校へ到着するや否や

1時間目から3時間目まで

ぶっ通しで寝てしまう。

 

『でもさ、まだ眠たいんだよね。』

 

そう答える私に、更に

驚きを増した彼女は

こうも付け加えた。

 

『寝言で言ってたのに?』

 

ん?どうゆうことだ?

 

『ヤマシタ君、寝言で言ってたよ。』

 

『なんて?』

 

『全然、眠れ~ん、って。』

 

は、恥ずかしい。

 

シュンミン、アカツキヲ、オボエズ

 

合掌

 

※作中に出てくる彼女の話は

こちらをご参照ください。

108発目 居眠りの話



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