315発目 街のクズ作戦の話。~ア・バオア・クー~



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星の屑作戦





全員が揃ったところでヒロシが

立ち上がった。

 

『ガイア、オルテガ、マッシュの

3人はお疲れ様でした。』

 

どうやら、とことんガンダム風で

行くらしい。

 

『オオツカ。お前には内緒で

今回はこの3人に動いてもらい

お前の行動を記録した。』

 

『え?なんで?』

 

『いいか、お前が20年間も

彼女が出来なかった原因は

いくつかあるはずなんだ。

ここにいるアヤにも聞いたんだが

お前は見た目は悪くない、

どころかどっちか言ったら

ルックスはいい部類だそうだ。』

 

『そうね、ミカもかっこいいって

言ってたよ。』

 

『でも、彼女が出来ない。

ここはきちんと原因を究明しよう。

ケンちゃん、ビデオをセットして。』

 

14インチのテレビに画像が流れ出す。

 

待ち合わせの博多駅前の

映像だ。オオツカが立っている。

そわそわしている。

 

『ハイ、ここ。』

 

ヒロシが画像を止める。

画面を指差しながら

指摘する。

 

『ほら、ここ。お前さ、

普通に立ってられんの?

なんでちょいちょい股間を触るん?』

 

見るとオオツカはちょいちょい

股間をもむしぐさをしている。

 

『こういうのは女はヒクぞ。』

 

さらに映像を流す。

居酒屋に入った。

 

ココからは音声も流す。

 

『ハイ、ここ。』

 

画像を止める。

 

『メニューね。お前自分だけ見て

女の子に聞きもせずにビール頼んだな?

普通は先に女の子に飲み物は

なんにするか聞くやろ?』

 

オオツカは顔を真っ赤に染めている。

 

画面からはヒロシとアヤが

立ち上がった映像が見える。

 

『ココからは会話の内容だ。

お前はなぜ、質問に簡潔に答える?

バイトしてると答えるなら

何のバイトなのか、そして

そのあとはミカちゃんのバイトの

内容を聞くとか、話を広げんか!

そしてココ!』

 

椅子の背もたれに寄りかかった

オオツカが映っている。

 

『この手の位置からすると

お前また股間をいじっとるやろ?』

 

まあ、そう見えなくもない。

 

オオツカは恥ずかしそうに

『いや、なんかモゾモゾしてさ』

と答えた。

 

そこからもオオツカの会話の内容や

仕草や行動などを確認していった。

 

まあ、なんというか

宝の持ち腐れだな。

 

オオツカは背も高く男から見ても

格好良い部類だし、実際、女の子も

そう思っている。

 

だが、会話は弾まないし

ちょいちょい股間を触るのは

感心しない。

 

目の前ではオオツカが2軒目に

誘わなかったことを攻められていた。

 

『とにかく、こんなんじゃお前には

一生彼女は出来ない!』

 

ヒロシがそう断言した。

 

『そんなこと・・・・・

股間を触る癖を直して

話術を身に着ければいいんやろ!』

 

オオツカは反論した。

 

ヒロシはヤマシタの方を向き

こう言った。

 

『と言うことで、サトルちゃん、

こいつの話術を鍛えてあげて?』

 

ヤマシタは困った。

 

面倒だなと。

 

でも親友のヒロシの頼みだから

としぶしぶ承諾した。

 

『どうしたらいい?』

 

『とにかくオオツカ!

お前、ミカちゃんのことは

どう思っとるんか?気にいったんか?』

 

『そりゃあもう。可愛いし、

あんな子が彼女なら文句ないよ。』

 

『じゃあ、もう一回、会う約束を

しろ!そしてそのときはサトルちゃんに

ついて行ってもらい盛り上げてもらえ!

サトルちゃんもそれでいいかいな?』

 

深夜過ぎまで行われたV計画

通称街のクズ作戦はこうして

いったん終了した。

 

ヒロシはオオツカに

『次が最後のチャンスと思え。

ア・バオア・クーの決戦だ!』

 

ヒロシはあくまでもガンダム風に

事を進めようとした。

 

 

こうして、次の土曜日に

ヤマシタとオオツカはミカと

大濠公園に行くことになった。

 

次回、感動のラスト。

 

君は生き延びることができるか?

 

ナガイ?

 

合掌



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