262発目 哲学の話。



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無知の知





高校一年の時に同じクラスになり

2年に進級してから以降は、会ってない。

もちろん、卒業後もだ。

 

誰に?

 

面白くない男にだ。

 

彼の性質の悪さは、自分で

面白くないということに気づいて

いない点に限るだろう。

 

かつて哲学者のソクラテスは

こう言った。

『無知の知』

つまり自分が『知らない』ということを

知った(気づいた)時点で自分は

もう『無知』ではないというロジックだ。

 

だが彼の場合、自分が『面白くない』

ことに気づいても『面白く』はならない。

 

根本的に空気が読めないのだ。

 

だが、心のやさしいクラスメートは

彼が冗談の言葉を発するたびに

丁寧に一字一句はっきりと

『お・も・し・れ・ぇ』

と言っていた。

 

あれから28年が経過したが

彼より面白くない男を私は知らない。

 

数々の面白くないエピソードの中で

私が彼の代表作と呼んでいるのが

『地図のやりとり』だ。

 

彼の自宅がどこにあるかなんて

まるっきり興味はなかったが

駅からの道のりを教えてくれる

というので黙って聞いていた。

 

でも、色々と目印を言うが

そもそもその町に行ったことが

ないから、

『コンビニがあるやろ?』とか

言われても分からないと言ったら、

しめしめという顔をして

『じゃあ、地図で説明するね』

と言って自転車の鍵を机の上に出した。

 

ん?

 

なにこれ?地図は?

 

彼は自信満々の顔で

キーホルダーを指さした。

 

彼の自転車の鍵についている

キーホルダーは地球儀だった。

 

『これじゃ小さいか。

はっはっは』

 

私はあまりにも頭に来たので

 

『いや、これでいいから

説明を続けてくれ』

と申し出た。

 

もはや、これはキルケゴールの

『死に至る病』ではないか!

 

面白くない男は一人で腹を抱えて

笑いながら、

『ヤマシタ~。ボケや~ん。』

と答えた。

 

私にハッキリとクッキリと

鮮明に殺意が芽生えた瞬間だった。

 

あいつ、今頃何してるかな?

 

キョウミナイケド

 

合掌



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