194発目 教え諭す話。 ~コンパ当日~


ライナーノーツ

待ち合わせは天神の
ど真ん中にある
新天町という商店街の
ロッテリアの前だった。

こちらのメンバーは
コージに加えてハルヤンと
シゲの合計4人だ。

ハルヤンとシゲは
やはり中学の同級生で
我々4人は全員20歳だった。

にもかかわらず
ハルヤンとシゲは
当時、既婚者で
見た目こそシュっと
していたが、元不良少年の
剣呑な雰囲気は残していた。

私の不安は最高潮だった。

こんな、ガラの悪い奴らを
連れて行って、短大生の
お嬢様方は大丈夫だろうか?

私の不安とは裏腹に
お嬢様方は、初めて見る
動物に興味を示すように
意外にもすんなりと
受け入れてくれた。

1次会の居酒屋は
個室になっており
8人は楽しく食べ、
そして酒を飲んだ。

コージは打合せどおり
自己紹介をした。

お嬢様方は鈍感なのか
世間知らずなのか
ミエミエの嘘をすんなり信じ込み

『コージさんみたいな
体育の先生だったら
楽しそう』

などと言っている。

冗談じゃない!
その人は危険な人物ですよ。
背中には刺青がびっしりなので
水泳の授業は出来ませんよ!

私はその一言が言えず
ひどいストレスに
包まれていた。

『不良少年を更生させるのが
僕の夢です。』

調子に乗ったコージは
100%実現しない夢を
語りだした。

一次会が終わり
支払いを済ませたら
驚いたことに、女性陣から
『コージ先生、カラオケは?
良かったら二次会は
カラオケに行きません?』
とお誘いがかかった。

コージはやったこともないような
丁寧な口調で
『お嬢様方、光栄です。』
とお辞儀までする始末。

二次会の会場に向かう途中
天神昭和通を渡ろうとした
その時に事件は起きた。

えーーっと。

もう一回
ツヅク

合掌

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